先日TVを付けたら「引きこもり主婦」についての特集がされていました。
引きこもり主婦とは専業主婦とは違って、家族に左右されることなく自宅に引き籠る生活をしている人のことを指しすそうです。
「引きこもり主婦を楽しんでいる」というブログもあるそうですが、問題になっているのは何か悩みを抱えて、ひきこもりになってしまった、という方のことを指すものと思われます。

この中の2つに当てはまれば引きこもり主婦になってしまう可能性が
かくいう以前の私も引きこもり主婦の一人だったように思います。
仕事もできずに悶々と家で過ごし、外に出るのは子供達の用事とご飯の買い物ぐらい。
今思い出しても精神的に辛かったなと感じるぐらいの生活をしていました。
原因は次の9つと言われています。
- 転移などで地域に馴染めない
- 世間体を気にしがち
- 過去の外出でトラウマがある
- 日頃大きなストレスを抱えている
- 支度する気力がない
- 夫婦関係において完全な従属的存在になっている
- 自分の容姿に自信がない
- DVの跡が残っている
- 肥満
この原因のうちいくつかは私も当てはまってました。
当時の私に声をかけるなら「そうだよねー、辛かったねー」としか言いようがありません。
時間がするものもありますし、少し努力が必要なものもあります。
今回はこの原因を体験談から解説して、私が解消できた方法を原因別にお伝えしていきます。
引きこもり主婦 9つ解説
先ほど挙げた引きこもり主婦の原因はこちら。
- 転移などで地域に馴染めない
- 世間体を気にしがち
- 過去の外出でトラウマがある
- 日頃大きなストレスを抱えている
- 支度する気力がない
- 夫婦関係において完全な従属的存在になっている
- 自分の容姿に自信がない
- DVの跡が残っている
- 肥満
精神的な原因が6つ、肉体的な原因が2つです。これらを解説していきたいと思います。
①転移などで地域に馴染めない
結婚したり家を購入したりすると当然あるのが引越し。
私は東北出身のため学生時代の友人は近所にはおらず、夫の職場に通いやすいところを選んだ関係で仕事もやめて新しい土地に引越しでした。
周りに何があるかもわからず、スーパーも徒歩5分以内という好立地だったため、他のところに目を向けることなく気が付けばスーパーとの往復のみをしていました。
時間が解決。
引越し自体は夫婦で決めたこと。
場所や仕事に関しても相談しようと思えばできたと思います。
しかし、決まってからいうのでは後の祭りですよね。
まずは諦めて受け入れます。
そしてその土地で過ごす時間を地道に増やしていくしかないと思います。
初めは近所の小さい公園、児童館、ファミレス、フードコート、ショッピングモール・・・・
基本的に「子供達と行けるところ」から目を向けることで、ママも外に出られますし、子供も遊べます。
少しずつ家の周りから知っていくことが大切なんじゃないかなーと思います。
②世間体を気にしがち
日中に子供を連れてあちこちいくママって「リア充キラキラ専業主婦」もしくは「やることのないグータラ専業主婦」のどちらかだと思っていました。
この分類からすると当時の自分はどちらかといえば後者寄りだったのでそんなふうに見られたら嫌だな・・・と思っていました。
「こんなふうになりたくないな」というイメージに近づいていく気がしていたのかもしれません。
ぶっちゃけ誰も気にしてない。
今日出かけたとしたら、すれ違った人の服装や風貌を覚えていますか?
とんでもなく奇抜だったら覚えているかもしれませんが、覚えてないですよね?
そのぐらい周りも自分のことを見ていません。
知り合いに会って挨拶したとしても「〇〇ちゃんママ」「〇〇さん」として認識されるだけで「グータラしているな〜あの人嫌だわ〜」なんて思いません。
世間に慣れていないために勘違いをしているだけなんです。
気になってしまうなら「子供の世話を理由にする」のも手かと思います。
「髪の毛もボサボサでスッピンだけど、子供の世話で急がしくてどうしようもなかった」と自分に言い聞かせて自分の合格点の身支度をしてから外に出ます。
合格点はそれぞれ違うと思いますが気持ちの余裕はできるかと思います。
③過去の外出でトラウマがある
これは私はあまり該当しませんが、ご近所トラブルや町会の人間関係トラブルがこれに該当するそうです。
長くその土地にいる人の方がえらいという考えを持つ人もいるようで、それを押し付けられたりされたらたまったもんじゃありませんね。
ご近所で大人のいじめがあったりすると引越しをせざるをえなくなるということもあるようです。
もし、こんなトラウマがあったとしたら引きこもりたくなるのもわかる気がします。
トラブルを自分の糧にする。
過去のことは変えることはできません。
誰でも何かトラウマがあるものだと思います。
まずは受け入れるしかないのでは?と思います。
その上でトラウマを克服するべきなのか、そのままでも大丈夫なのかを考えたらいいのではないでしょうか?
克服したいと思ったのならオススメなのが「スモールステップ」。
自分ができる小さなゴールから挑戦していくというものです。
最終ゴールが「買い物にいきたい」だとしたら
まずは「出かける準備をする」
「靴を履く」
「玄関の取手に手をかける」
「買うものを決める」
など本当に小さなことから初めて最終ゴールまで少しずつステップを踏んでいく方法です。
スモールステップはもともとは教育現場や心理療法の場面で使われていた手法ですが、いろんなことに使える方法で、
メンタリストDaiGoさんの「超習慣術」でもわかりやすく解説されていますのでチェックしてみてください。
④日頃大きなストレスを抱えている
私の場合の大きなストレスは育児でした。
ほったらかしにしておけばすぐになくなってしまう命をみているわけですから。
その上、夫の協力が得られない、実家も遠くて頼れないということであれば滅入って最悪うつになってしまいます。
うつは「心の風邪」と言われている通り、誰にでもなる可能性があり身近なものです。
専門家ではないですが、まずは休んでください。
そして体が動くようになったらストレッチとかヨガとか体を動かすとリフレッシュできます。
まずは受け入れる
自分が「何で」ストレスを受けているのかをまずは洗いざらい書き出します。
些細なこと(物が多くて邪魔とか)でも書いてみると、「結構これもストレスだなー」と思えます。
いらっとすることをまとめてみると改善点も見えてきませんか?
すぐには解決しなくてもイライラするポイントを知っておけば対策を打つこともできますし、改善点を少しずつ解決していくことで心の平穏が保たれていきます。
⑤支度する気力がない
私はあまりこれには該当しないのですが、花粉症の時期にはメイクもできずマスクが不可欠で、スッピンで外に出ることに抵抗がないからかもしれません。
スモールステップに組み込む
③の解決策で挙げた「スモールステップ」を使ってみるのがいいかもしれません。
最終ゴールは「支度して出かける」としたら、
「服を決める」
「服を着る」
「メイク道具を出す」
「鏡をみる」・・・
自分のできることから少しずつ克服してみてください。
⑥夫婦関係において完全な従属的存在になっている
これは夫が「自分の方が稼ぎがあるんだから」「旦那(主人)のいうことを聞け」「嫁は家にいるのが当然」という考えだった場合の場合そうなるかもしれません。
しかし、私の場合は少し違っていました。
私の母は「お父さんの稼ぎがあるんだから、いうこと聞きなさい」という夫を立てることが美徳な人です。
小さい頃からその姿をみていたため、結婚して夫が働いて自分が専業主婦になった時に「夫に生活させてもらっている」と思っていましたし、
それが当たり前と思っていました。
「専業主婦なら完璧に家事をこなさなければ」と思ってその上でできる仕事を、と思っていたのでなかなか外に出ることができませんでした。
当たり前を疑う
自分が当たり前と思っていることが実は違っているということが結構あります。
次のインスタの2枚目にとても納得する言葉があるのでシェアしますね。
何か迷ったりした時には「本当に?」と自問自答することをオススメします。
結構人生ガラッと変わりますよ。
⑦自分の容姿に自信がない
引きこもっていた時にはストレスや不摂生で肌トラブルが多かったため、外に出たくない、みられたくないというのはありました。
そのためマスクで隠すことも多く、さらに悪化・・・。
鏡をみるのもいやって時がありました。
メイクで隠そうとすると余計に悪化するため外に出たくないーと思ってしまうのはよくわかります。
自分でもみたくないのに人様に晒すことなんてできないですよね。
変えられるところを探してみる。
変えられない骨格などは受け入れるしかありませんが、変えられるところはないかを探してみましょう。
太っているのなら太る原因は何かを探す、肌が荒れているのなら食べるものを変える、骨格が気になるのならカバーできるような髪型にしてみるなど解決策は結構出てきますよ。
私が実際にやったことはこちら↓
- 食べるものをチェック(肌質・体型改善)
- 睡眠改善(体調・メンタル改善)
- 動画でヨガやストレッチ(体型・姿勢改善)
⑧DVの跡が残っている
私はこれはありませんが、アザや傷跡などがあると外に出たくないですよね・・・。
辛い思いをされているかと思いますので、早く相解決できることを祈っています・・・。
DVについて相談できるところにいく。
夫婦間でDVがあったとしたらまずは相談してみましょう。
ネットで情報が探せますので、参考にされてください。(こちらに載せているのは一部です)
⑨肥満
「自分の容姿に自信がない」にも近いかもしれませんが、肥満になって体の動きが鈍くなる、ということもあるかもしれませんね。
体重が増えると体の動きも鈍くなりますので、こちらは十分に気をつけたいところです。
産後、体重管理を怠っていたために体重が増え、気がついたら見た目にも影響が・・・という経験があります。
鏡もあんまり見ない、知り合いにも会わない・・・という自分の見た目を気にしない生活を送っていると体重も気にならなくなります。
私がショックだったのが息子がお腹のお肉を掴めたこと・・・。
改めて鏡を見てこんなに増えてたのか、と改善を決意した瞬間でもありました。
自分の適正体重を知る
まずは自分が「軽やかに動ける」体重を知ることが大切かと思います。
こちらのサイト様で適正体重を知ることができますが「適正体重」だと少しふくよかなイメージかもしれません。
主観ですが私は「適正体重」と「美容体重」の間をキープするように心がけています。
「モデル体重」を目指したこともありますが、自己流の無理なダイエットだと体調を崩す原因にもなります。
「元気に軽やかに動ける」体重を知ることが大切です。
まとめ
私の主観たっぷりに解決方法をご紹介してきました。
結構何を言われても「そんなんできないよ」と思われるかもしれません。
私もそうでした。
「簡単に言うなよ」って思うんですよね。
そんな時はまず休んでみてください。
メンタルの専門家ではありませんが、初めはとにかく休むことが大切と実感しています。
そのあとで
・やりたいこと
・現状(できることや困っていること)
・解決方法
これらを考えてみてはいかがでしょうか?
脱引きこもり or 楽しい引きこもりライフ!
(言葉に語弊が・・・笑
それでは!